2009年12月9日水曜日

■エンジョイペインティングスケッチ会・開催レポート:2009年9月13日(日)開催・神戸文学館(旧関西学院チャペル)周辺

■エンジョイペインティングスケッチ会・開催レポート
2009年9月13日(日)開催・神戸文学館(旧関西学院チャペル)周辺 

神戸文学館は、関西学院のチャペルとして建てられた赤レンガ造りの由緒ある建築物
[神戸文学館]

神戸文学館は、明治37年(1904年)に、関西学院のチャペルとして建てられた赤レンガ造りの由緒ある建築物です。現在は神戸ゆかりの文学者たちの息吹を伝える「神戸文学館」として無料公開されています。今回のエンジョイペインティングスケッチ会は、この歴史を感じさせる赤レンガの建物を絵のモチーフにできるように、近くの原田の森ギャラリーに集合しました。
原田の森ギャラリーは、昭和45年(1970年)に全国で2番目の都道府県立近代美術館として誕生しました。日本の代表的な建築家・村野藤吾が美術館として初めて手がけた建築物です。この周辺には王子公園や動物園があり、緑あふれる空間が形成されていて、スケッチにはもってこいの場所といえます。
周辺は、緑あふれる空間が形成されていてスケッチにはもってこい 周辺は、緑あふれる空間が形成されていてスケッチにはもってこい
[周辺は、緑あふれる空間が形成されていてスケッチにはもってこい]

当日は、前日の雨がうそのように晴れわたり、まばゆい日差しと残暑の中でのスケッチ会となりました。講師には伊藤弘之(独立美術協会会員)、園川誠(無所属)の両先生を迎え、20名の参加者が集まりました。
朝9時半受付をすませ、まず両先生からのご挨拶をいただき、初心者の方々には画材の貸し出しや、使用方法の説明が行われました。準備ができた人から原田の森ギャラリーの建物の下や、木陰、歩道、大通りに面した交差点近辺など、思い思いの場所に散らばってスケッチ開始。神戸文学館を間近で描く人、遠景に捉えて描く人、緑の町や行き交う人々を描く人など、油彩画(DUO)や水彩画で自由にスケッチを楽しみました。伊藤、園川両先生は、順に参加者の間をめぐって、いろいろアドバイスを行ってくださいました。

[伊藤弘之先生(独立美術協会会員)による講評]


[園川誠先生(無所属)による講評]

描くこと4時間半、自由スケッチタイムの後は、再び原田の森ギャラリーに集合。参加者の描いた作品の講評を両先生に行っていただきました。先生方の丁寧で的確なコメントに、熱心にメモをとる方もあり、プロのテクニックが具体的に聞けるスケッチ会ならではの楽しさを満喫しておられました。
参加者の皆さんは、先生方からのアドバイスを真剣に聞いておられました。
[参加者の皆さんは、先生方からのアドバイスを真剣に聞いておられました。]

終了間際には豪華景品が当たる抽選会が行われ、会場は歓声に包まれて、最後まで充実したスケッチ会でした。