■エンジョイペインティングスケッチ会・開催レポート
2009年11月1日(日)開催・奈良/東大寺講堂跡周辺
紅く染まったモミジ、黄色くなったイチョウ。秋真っ盛りの奈良/東大寺講堂跡周辺。特に二月堂参道は写生ポイントとして知られ、故・杉本健吉氏もよく描かれたところ。大家が描いたのと同じ風景が広がり、のんびりと歩く鹿たちもいて、古都奈良ではの風情がテーマの今回のエンジョイペインティングスケッチ会。
[鹿も途中参加。エンジョイスケッチ会in奈良の様子]
前回同様「デュオ油絵スクール」や「水彩画スクール」として開催されており、講師には、櫻井晨正(二紀会委員)先生、岡崎浩(一水会会員)先生、大東純子(二紀会同人)先生をお迎えいたしました。
[岡崎浩(一水会会員)先生=左端、大東純子(二紀会同人)先生=中央右、櫻井晨正(二紀会委員)先生=右端]
当日午前中は暑いくらいのお天気に恵まれ、初心者の方からリピーターまで、遠く広島から奈良観光を兼ねて参加という方も含め、50名の方が東大寺講堂跡に集合しました。初めての方は、事前予約により画材一式をセットにした「写生会セット」が用意されていますので、手ぶらで参加。画材持参の方もイーゼルだけ現地で借りられるということもあり、意外と皆さん身軽ないでたちでのご参加です。
受付の後、主催者および諸先生方からのご挨拶、諸注意などの説明があり、初心者には画材の取り扱い方を指導。準備万端整ったところで思い思いのスケッチ場所へ出発。ここと決めた場所でイーゼルを構えました。スケッチ姿勢も結構フリー。そんな中を先生方が順次まわって一人ひとりに丁寧なアドバイスをしていかれました。
[ここぞと決めて、スケッチ開始]
[スケッチ姿勢はフリーです。寝転がって描いてもOK]
[皆さん、個々のスタイルでスケッチを楽しまれていました。]
あいにく昼過ぎからは天気予報が当たって雨模様となり、予定を早めてテントの下で合評会を行いました。小雨にめげず、先生方からのプロならではの鋭い的確なアドバイスに、皆さん熱心に聞き入っておられました。
[先生方からの的確なアドバイス。講評の様子]
[皆さん、先生方からアドバイスを真剣に聞き入っておられました。]
雨のためスケッチ時間は短縮となりましたが、お気に入りの風景が描けて喜んでいただけたスケッチ会でした。